FEBS Journal Top-Cited Paper Awardを授与されました(医化学分野)

 藤本充章講師と中井彰教授によるFEBS Journal(2010年10月)に発表した下記の総説に対してFEBS Journal Top-Cited Paper Awardが授与されました。この賞は、欧州科学雑誌FEBS Journalに発表された論文の中から、発表から2年間の引用数の極めて高い論文にFEBS Journal編集局より授与されるものです。本総説は、筆者らが大きく貢献してきたHSF遺伝子ファミリーの概要、およびそれらのプロテオスタシス調節と老化と関連する疾患における役割について、研究の歴史をふまえて解説したものです。世界的にも注目度の高さが伺えます。一連の研究は、山口大学研究推進体「ストレス応答と関連した難治性疾患の克服のための戦略」の一環として進められたものです.

 M. Fujimoto and A. Nakai. The heat shock factor family and adaptation to proteotoxic stress. FEBS J. 277, 4112–4125, 2010. doi: 10.1111/j.1742-4658.2010.07827.x

Top cited FEBS Journal papers: http://onlinelibrary.wiley.com/journal/10.1111/%28ISSN%291742-4658/homepage/MostCited.html